公正証書遺言作成の流れ
Step1 お問い合わせ
電話またはメールにてお問い合わせください。簡単にご事情をお伺いいたします。
Step2 ご面談
事務所にお越しいただき、詳細についてヒアリングいたします。ご自宅等へ無料で出張訪問も致します。Zoom、LINE等オンラインによるご面談にも対応しています。
Step3 業務委任契約
現時点での、お見積りをお伝えいたしますので、料金及び業務の内容にご納得いただければ業務委任契約を締結いたします。また、各種書類請求に必要な委任状に署名押印をしていただきます。
Step4 必要書類の収集
遺言書の文案を正確なものにするため、相続人調査や財産調査を行います。具体的には、戸籍謄本、固定資産評価書、名寄せ帳等の必要書類を取り寄せます(当事務所が行います)。銀行口座や証券口座等の情報については、お客様にご用意していただきます。
Step5 遺言書の文案作成
ご面談時にお客様からヒアリングしたことをもとに、遺言書の文案を作成します。(当事務所が行います)
Step6 公証人との打合せ
公証人と遺言書の内容について問題がないか打合せを行った後、お客様に遺言書の文案の確認を行っていただきます。修正することも可能です。問題なければ、公正証書遺言作成の日程調整を行います。(当事務所が行います)
Step7 公正証書遺言の作成
証人2名立会いのもと(1名は当事務所で立ち会います)、公証人役場にて公正証書遺言を作成します(概ね30分〜1時間で終了します)。(お客様と当事務所で行います)
Step8 ご精算
公証人への手数料等を現金で、当事務所へは事務所指定の方法でお支払いを行っていただきます。遺言書保管サービスをご利用の場合は、正本または謄本をお預かり致します。
参考 公証人手数料
遺言する財産の価額 | 手数料 |
---|---|
100万円まで | 5,000円 |
200万円まで | 7,000円 |
500万円まで | 11,000円 |
1000万円まで | 17,000円 |
3000万円まで | 23,000円 |
5000万円まで | 29,000円 |
1億円まで | 43,000円 |
1億円を超える部分については以下の加算 | |
3億円まで 5000万円毎に | 13,000円 |
10億円まで5000万円毎に | 11,000円 |
10億円超 5000万円毎に | 8,000円 |
ただし、以下の点に注意してください。
①財産の相続又は遺贈を受ける人ごとにその財産の価額を算出し、これを上記基準表に当てはめて、その価額に対応する手数料額を求め、これらの手数料額を合算して、当該遺言書全体の手数料を算出します。
②遺言加算といって、全体の財産が1億円以下のときは、上記①によって算出された手数料額に、11,000円が加算されます。
③公証人に出張してもらう場合は、日当・交通費等が別途発生します。
公正証書遺言作成の料金例
相続財産3000万円を有する遺言者(父)が、長男に2000万円、長女に1000万円を相続させる旨の公正証書遺言を作成する場合。
公証人手数料=23,000円(長男分)+17,000円(長女分)+11,000円(遺言加算)=51,000円 ※実費として用紙手数料が数千円程度発生します。
行政書士報酬=88,000円(税込)※印紙代・郵送代等の実費が別途発生します。
証人手数料=11,000円×2名=22,000円(税込)
合計=161,000円+実費
※その他の遺言書作成の進め方につきましては、お気軽に事務所までお問い合わせください。